フランス・トゥーロン出身のDJ兼プロデューサーであるKungs(コングス)。2015年に活動を始め、2016年にリリースした『This Girl』が大ヒットを記録し、世界中から注目を集めるようになりました。
ステージネームである"Kungs"はネットで"gentleman"というキーワードで世界中の様々な言語をサーチして決めたらしく、読み方は「コングス」です。
彼が音楽を始めたのは5歳の頃。プレゼントで両親からもらったジャンベという打楽器を弾き始めたことから音楽にハマり、17歳の頃には曲の作詞なども手掛けていたんだとか。凄いですね。
音楽の特徴として、トロピカルサウンドに加えディスコ調のリズムを取り入れており、さらにトランペットなどの金管楽器が夏のサンセットビーチにいるかのような気分にさせてくれる、そんな楽曲が多いです。
今回はそんなKungsのおすすめ人気曲を7選紹介していきます。
気分の上がる曲やロマンチックな曲が好みという人にとっては非常におすすめな曲ばかりなので、ファンや初めて聴く人も少しでも参考にして頂けたら嬉しいです(*^^*)
Kungs(コングス)
My toes be wildin pic.twitter.com/Em0TjgXiI7
— Kungs (@KungsMusic) August 7, 2019
パーソナル
【本名】Valentin Brunel
【生年月日】1996年12月17日
【出身】フランス・トゥーロン
【活動期間】2015年〜
This Girl
2016年にリリースされた『This Girls』
オーストラリア・メルボルン出身の男性ファンクトリオであるCookin' on 3 Burnersがコラボレーションしています。
Kungsの代表曲の一つで、彼の出世作、注目を浴びるきっかけにもなった曲です。彼自身も「この曲が人生を変えたんだ」と発言しています。フランスを始め、ドイツ、ベルギーなど数々の国でシングルチャート最高1位を獲得し、18ヵ国でトップ10入りするなど大ヒットを記録しました。
原曲は、コラボレーションしているCookin' on Burnersが2009年にリリースした『This Girl』。Kungsが爽やかにリミックスを加え、原曲を超えるヒットを生み出しました。ですが、原曲も凄くゆったりな雰囲気の仕上がりになっていて、聴いていてとても癒されますよ!
ボーカルはオーストラリア出身の女性シンガーである、Kylie Auldistが務めています。声量が凄く響き渡っています。
MVはエーゲ海南西部に位置するギリシャにあるミロス島で撮影されており、サンセットのシーンで惹かれ合う男女を描いています。とっても素敵ですよね。私もお気に入りの曲の一つです。
【原曲】
![Cookin' On 3 Burners feat. Kylie Auldist - This Girl [Live Video]](https://i0.wp.com/i.ytimg.com/vi/xsV3hukPPeo/0.jpg?resize=560%2C295&ssl=1)
![Cookin' On 3 Burners feat. Kylie Auldist - This Girl [Live Video]](https://i0.wp.com/i.ytimg.com/vi/xsV3hukPPeo/0.jpg?resize=560%2C295&ssl=1)
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I Feel So Bad ft. Ephemerals


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2016年にリリースされた『I Feel So Bad』
シンガーのEphemeralsがフィーチャリングを務めています。
こちらも前述した『I Feel So Bad』に続き、Kungsの代表作。2016年にリリースした彼の最初のアルバムである『Layers』に収録されています。
フランスのシングルチャートでは最高3位を記録しています。
トロピカルなサウンドにディスコ調のリズムを取り入れており、ポップな仕上がりになっていますね。タイトルの『I Feel So Bad』(気分が悪い)とは逆に、個人的には気分の上がる曲です。
Don't You Know ft. Jamie N Commons


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2016年にリリースされた『Don't You Know』
イギリス・ロンドン出身のシンガー兼シンガーソングライターであるJamie Nick Commonsがフィーチャリングしています。
タイトルの『Don't You Know ?』とは「知らないの?」といった意味で、あなたの体を揺らしてやると彼女をおとす内容となっています。
MVではKungs本人が主人公として登場しており、ヒロインは女優のLla Viandeが演じています。凄くロマンチックな演出になっていますね。それとは逆にKungsのバックで踊っている集団もコミカルに描かれています。
You Remain ft. Ritual


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2016年にリリースされた『You Remain』
イギリス・ロンドン出身のスリーピースエレクトロリックバンド兼ソングライターのRitual(リチュアル)がフィーチャリングしています。
MVはKungsの日常やライブシーンが撮られており、ゆったりとしたサウンドで仕上がっていますね。
とても落ち着く一曲です。
More Mess fr. Olly Murs, Coely


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2017年にリリースされた『More Mess』
フィーチャリングは、リアリティ音楽オーディション番組『The X Factor』でブレイクしたことでも知られる日本でも人気の高いイギリス出身のシンガー兼ダンサー、Olly Murs(オリー・マーズ)とベルギーのシンガー、Coelyが務めています。
この曲は、元々1994年にバンドグループのPoets of Rhythmがリリースした『More Mess on my Thing』を原曲にアレンジされた曲で、よりポップでリズミカルに仕上がっています。
【原曲】


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Be Right Here ft. Goldn


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2018年にリリースされた『Be Right Here』
ノルウェー出身のレコードプロデューサー兼ソングライターチームであるStargateがコラボレーションしており、アメリカ出身のシンガー、Goldnがフィーチャリングを務めています。
タイトルの『Be Right Here』にもあるように、どんなことがあっても僕はいつもここにいるからねといったロマンチックな歌詞になっています。
Dopamine ft. JHart


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2020年にリリースされた『Dopamine』
イギリス出身のシンガー、JHart(ジェイハート)がフィーチャリングしています。
この曲はKungsがこれまでの音楽キャリアを通して直面した想いや出来事を旅のストーリーとして伝えた曲となっており、MVでは、Kungs自身がVRを装着して、一人で世界を旅して、様々なことに想いを巡らせるというエピソードになっています。
売れっ子の彼だからこその悩みや想いがあるんだということを凄く感じさせてくれる一曲ですね。事実Kungsはインタビューで、2018年にロサンゼルスに数ヶ月住んでいた際にはとにかく独りになって、あれやこれやと熟考を重ねていたと話しています。
曲からは何か晴れた気持ちにさせてくれるものがありますよね。
おわりに


何か聴いているだけで、夏のサンセットビーチにいるかのような爽やかな気分になれたのではないでしょうか。
フランスを代表するDJ、David Guettaにもその実力は認められており、今後の成長・飛躍も楽しみですね。
今回紹介した7曲以外にもKungsは多くのリミック等もリリースしています。興味を持った人は下記にプレイリストを載せているので、聴いてみてくださいね。
あなたにとって魅力ある素敵な曲が見つかると良いですね(*^^*)