フランスの大人気DJ/プロデューサーのMadeon(マデオン)をご存知でしょうか。
2011年にユーチューブで生配信した音楽動画がバズり、それがきっかけで世界から注目を一気に浴びるようになり、2015年にリリースしたアルバム『Adventure』はアメリカのダンスチャート最高1位を獲得するなど人気・実力共に兼ね備えた若手EDMアーティストなのです!
また、きゃりーぱみゅぱみゅなどを手掛けた音楽プロデューサーである中田ヤスタカとのコラボレーションも実現しており、日本との関わりも多くあります。
音楽の特徴として、シンセサイザーやドラム音を取り入れ、ゆっくり始まるサウンドからどんどんとハイテンポになり、サビで最高潮に達するキラキラ系の彼独自の世界観溢れる楽曲が多いです。
今回はそんなMadeonのおすすめ人気曲を7選紹介していきます!
Madeonの楽曲は有名ゲームのサウンドトラックとして利用されているのも多く、ゲーム音が好きな人やハイテンポな曲で気分を上げたい!という人には非常におすすめのアーティストなので、ファンや初めて聴く人も少しでも参考にして頂けたら嬉しいです(*^^*)
Madeon(マデオン)
🇦🇺✨ pic.twitter.com/wVgBei4MQu
— Madeon (@madeon) January 6, 2020
パーソナル
【本名】Hugo Pierre Leclercq(ユーゴー・ピエール・ルクレール)
【生年月日】1994年5月30日
【出身】フランス・ナント
【活動期間】2005年〜
Madeonは、イギリスの大人気ロックバンドであったThe Beatles(ザ・ビートルズ)やフランスのエレクトロニックミュージックデュオであるDaft Punk(ダフト・パンク)に影響を受け、11歳の時に音楽の作曲を始め、Deamonとして音楽活動をスタートさせます。
その後、Deamonのアルファベットを並び替え、Madeonと新たなアーティストネームで音楽キャリアを進めていき、2011年にユーチューブでLaunch Padを使用し、39曲にものぼる曲をマッシュアップした動画『Pop Culture』をアップしたところ、瞬く間に再生回数が上がり、一気に世界から注目を浴びるようになりました。
【Pop Culture】
アメリカ出身の人気DJ/プロデューサーであるPorter Robinson(ポーター・ロビンソン)とは古くからの親友、ライバルであり、2016年に共に制作した『Shelter』をリリースしています。その後一緒にShelter Live Tourという名のものアメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・アジア43カ所をツアーで回っています。
【Shelter】


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Finale


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2012年にリリースされた『Finale』
Madeonの代表曲の一つで、『Shut Up and Dance』などの大ヒット曲でも知られるアメリカンロックバンド、Walk the Moon(ウォーク・ザ・ムーン)のメンバー、Nicholas Petricca(ニコラス・ペトリカ)がボーカルを務めています。
ベルギーのダンスチャートであるDance Bubbling Underでは1位に輝いており、イギリスのシングルチャートUK Singlesでは最高35位を記録しています。
全体的に低音が響きわたっており、渋めのNicholas Petriccaの歌声もサウンドにとてもマッチしていますよね。サビに近づくにつれてどんどんとテンポも早くなってきて、ドロップ部分では一気に盛り上がりが最高潮に達します!なんとも気分が上がるカッコイイ一曲です。
ちなみにこの曲は、過去に多くの海外テレビコマーシャルやゲームサウンドに使用されており、有名どころではサッカーゲームであるメッシが表紙の『FIFA 13』のサウンドトラックとして利用されています!曲は同じですが、下記に参考として載せておきます。
Icarus


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2012年にリリースされた『Icarus』
こちらもMadeonの代表曲の一つであり、イギリスのダンスチャートであるUK Danceでは最高5位を記録しており、同シングルチャートでは最高22位に輝いています。
キラキラサウンド全開の楽曲に仕上がっており、ビートの刻む音がなんとも心地良い一曲。とにかく聴くとハイテンションになります!僕は一時期この曲を何度もループしてました。
大人気レーシングゲームである『Forza Horizon』のサウンドトラックとしても使用されています。参考に下記に載せておきます。
Technicolor


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2013年にリリースされた『Technicolor』
2015年にリリースされたアルバム『Adventure』に収録されています。
タイトルの『Technicolor』は文字通り「テクニカラー」を表しており、赤・青・緑それぞれの色のフィルムを合わせて一つのフルカラーに仕上げることを意味していて、映画業界での彩色技法として使われているみたいですよ。
ゆっくりテンポからの早いテンポへの切り替わりや、重いサウンドからのキラキラサウンドに変わったりと一つの曲で雰囲気が変化する曲に仕上がっています。凄く壮大で芸術性が感じられる一曲です。
You're On ft. Kyan


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2014年にリリースされた『You're On』
イギリス・ケンブリッジ出身のシンガー/ミュージシャンであるKyanがフィーチャリングしています。
タイトルの『You're On』とは「乗る」といった意味で冒頭の"Tell me whose side you'ore on"で"お前はどっち側についているんだ(乗っているんだ)"といった使われ方がされており、長年連絡を絶っていた二人がある日再会して、どっち側の人間なんだと突き詰める内容の歌詞になっています。
冒頭からのキラキラサウンドとKyanの甲高く響き渡る歌声が、気分を上げてくれますよね。
この曲はアルバム『Adventures』に収録されており、1曲目のイントロである『Isometric』に続く2曲目にあるのですが、アルバムで聴く場合には1曲目からこの曲に移り変わる瞬間も鳥肌が立つくらいカッコイイので聴いてみて下さいね!
Pay No Mind ft. Passion Pit


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2015年にリリースされた『Pay No Mind』
アメリカ・マサチューセッツ州出身のシンガー/インディーロックバンドであるPassion Pit(パッション・ピット)がフィーチャリングしています。
Madeonの人気の高い楽曲の一つであり、ユーチューブでは1,000万回以上の再生数があり、アメリカのダンスチャートであるDance/Electronic Songsでは最高29位を記録しています。
とにかくカッコよく仕上がっていますよね!Madeon自身も当時のインタビューで、お気に入りの楽曲の一つなんだと発言しています。
また、日本の大人気アーティストであるきゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeの音楽プロデューサーとしても知られる中田ヤスタカともコラボしており、Madeonが中田ヤスヒコの大ファンということもあり、Madeonの方から依頼したみたいです。
リミックスバージョンもポップでハイテンポに仕上がっているので、聴いてみて下さいね(^^)下記に載せておきます。
【中田ヤスタカ Remix】


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All My Friends


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2019年にリリースされた『All My Friends』
2019年にリリースされたセカンドアルバム『Good Faith』に収録されており、ボーカルはMadeon本人が担当しています。
アメリカのダンスチャートであるDance/Electronic Songsでは見事1位に輝いています。
曲はポップなサウンドにシンセサイザーとドラムのビートが響いており、ノリノリな気分にさせてくれますね。夏のビーチなどに凄く合う一曲ですね!
Miracle


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2020年にリリースされた『Miracle』
こちらもMadeonのセカンドアルバム『Good Faith』に収録しており、Madeon自身がボーカルを担当しています。
MVは2020年7月30日に公開されており、キャストはなんとあの大人気アメリカファンタジードラマ『Game of Thtones(ゲーム・オブ・スローンズ)』に出演しているアーヤ・スターク役のMaisie Williams(メイジー・ウィリアムス)で、監督はサーセイ・ラニスター役のLena Headey(リーナ・ヒーディ)が務めているんです!
とても豪華です、正直びっくりしました。
曲は冒頭ゆっくりと穏やかに始まり、サビに近づくにつれてハイテンポになってきます。哀愁漂う雰囲気にさせてくれる一曲です。
おわりに


どれもハイテンポで気分の上がる曲ばかりではなかったでしょうか。
Madeonから生み出される曲は彼特有の世界観があって、聴くとその魅力に引き込まれていきますよね。
今回紹介した曲以外にもMadeonの世界観溢れる曲はまだまだ沢山あるので、興味は持った人は下記のプレイリストを聴いてみて下さいね!
あなたにとって魅力ある素敵な曲が見つかると良いですね(*^^*)