



みなさん、本読んでいますか?
「仕事が忙しくてなかなか読めていない」
「本が分厚くて読み気がしない」
「文字をじっくりみると眠くなっちゃう」
このように思ったことがないでしょうか。
他にも例えば、本屋で買った時や図書館などで借りた時には「よし!読むぞ!」って気になっていますが、最初の数ページを読んでおわりってことも過去に経験なかったでしょうか?
これらに共通することっておそらく「時間をかけて最初から最後までしっかり読む」ことではないでしょうか?
本に書かれていることを全て読まなければいけないっていう意識が脳に働いているから、結局は読まずにこれまで過ごしてきた方もいるのではないでしょうか?
僕もその一人で、大学生まで本は最初から最後まできっちり読まないと気が済まないタイプで結局最後まで読まなきゃ!と意識しすぎて、読む気がおこらなかったり、時間がないを言い訳にして読まない事が多くありました。
しかし、「本は最初から最後まできちんと読む」この考えは今日で捨ててください。
本ははじめに目次をみて、自分が気になる部分だけを読めばOKです。
また、すきま時間の1分や2分でもあれば、その時間だけでも積極的に本を読むようにしましょう。
本記事では、
1.本は最初から最後まで無理して全部読まなくて良い(気になる箇所だけで良い)
2.すきま時間のちょっとした時間でも良い
を前提として読書が私たちにもたらす恩恵を紹介していきます。
読書がもたらす恩恵
知識・ボキャブラリーが増える
読書には、思考の材料となる知識・ボキャブラリーが得られる効果があります。
職場の人、友達、家族と会話をする際ってもちろんですが、自分の考えを相手に伝えますよね。でもその自分の考えって自身が持ってる知識からきています。
投資の神様と言われる投資家、ウォーレン・バフェット氏は、1日あたり500ページもの読書をしていたそうです。
500ページもの本を読めという話ではありませんが、読んだ分だけ情報は知識となり、自分が考える、会話をする上での材料となります。
また、それと合わせてボキャブラリーも増えます。ボキャブラリーが増えると会話をする上でも様々な表現を伝えることができますよね。
読解力が高まる
読書には読解力を高めてくれる効果もあります。
読解力は、これからの時代、ますます重要になってくるスキルの一つです。読解力は今のところ、AI(人工知能)には習得が困難な能力のため、読解力の高い人はAIに仕事を奪われないだろうと考えられています。逆に言うと、読解力がない人は今後AIに仕事を奪われる可能性もあるということになります。
また、読解力がつくと問題解決力も向上します。ITが普及したことによってたくさんの情報や問題が増えた現代、その中で私たちにはいち早く問題を解決する能力が求められます。読解力がつくとこうした事態には素早く対応することができるようになるのです。
視野が広がる
他にも読書には視野を広げる効果もあります。
読書を通して著者の考えや体験を擬似体験することができます。そこから自分には今までになかった考えや体験を知ることができます。
そして知ることを通して視野が広くなっていきます。
視野が広くなると、自身の人生や生活スタイルを見直すことができ、より良い方向に進めるチャンスを広げることができますよね。
視野が広い人間になるには、とにかく学びのアンテナを広げることが大切です。身の回りにることに関心を持ち、ジャンルを偏らせることなく、様々な種類の本を手にとって読んでみましょう。
脳が活性化する
最後に、読書することによって脳を活性化させてくれる効果があります。
とある研究によると、読書をすることで、視覚情報を処理する後頭葉や思考・創造性に関わる前頭前野など、脳のさまざまな部位を活性させてくれるそうです。
脳が活性化すると、勉強だけでなく、仕事においても良い影響を与えてくれますよね。
また、脳の活性化によって認知症やもの忘れも防ぐことができます。
おわりに




ちょっとしたすきま時間でも、本を読むことによって多くの恩恵が得られるんです。
冒頭でも触れましたが、本を手にとって最初から最後まで全部読むぞと本腰になって読む必要は全くありません。(時間がある方は別ですが。)
少しでも時間があれば積極的に本を読む事をおすすめします。
この記事が少しでも読者さんの役に立てば幸いです。



