



仕事や子育てなどで忙しい皆さんの中には、ゆっくりお風呂に浸かる時間がないという方もいるのでは?また、中でも暑い時期は、普段お風呂に浸かる派の方も、シャワーでささっと済ませたくなりますよね。
しかし、お風呂にゆっくり浸かることは、実にさまざまな効果が期待できます!
特に就寝前に入浴すると、よりその効果を得られることができると言われています。
本記事では、お風呂に浸かることで得られるメリットを紹介していきます。
少しでも読者さんの役に立てば幸いです。
睡眠の質を上げる
お風呂を浸かることによって睡眠の質を上げる効果があります。
お風呂で体をじっくりと温め、体温が上がった状態から下がる時に眠気が起こりやすくなると言われています。また、温熱効果によって副交感神経が優位になるとリラックスモードになり、眠りの満足度がアップするともいわれています。
就寝前の入浴で入眠時間が短縮されたり、ゆっくり眠れたりといった効果も期待できるので、質の高い睡眠を求めるのであれば、是非一日のおわりに入浴する習慣をつけてみましょう!
疲れ、筋肉痛を緩和してくれる
お風呂に浸かることによって疲れ、筋肉痛を緩和してくれる効果があります。
浸かることによって、体は温まりますが、これを温熱作用といいます。
温熱作用には、皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がり、血流を良くしてくれ、その結果、体内の老廃物や疲労物質の除去、コリがほぐれ疲れが取れます。
また、内臓の働きを助け、自立神経をコントロールする作用もあります。腎臓の働きも良くなり利尿作用がはたらきます。
まさにいいことだらけですね!
リラックス効果がある
お風呂に浸かることによってリラックス効果もあります。
浸かることによって、プールや海に入ってるように体が浮きますよね。これを浮力作用といいます。
浸かることによって体重はなんと約9分の1程度になり、体が重力から解放されることで、普段使っている筋肉や関節の負担を軽減する働きが生まれるそうです。
これによって、体と脳の緊張がほぐれて自律神経の調子が整い、リラックス効果を得ることができるといわれています。
注意したいこと
上記にお風呂に浸かることによる恩恵、メリットを紹介しましたが、入浴する際に注意したいこともあります。
ここではその注意したいことをいくつか紹介します。
朝の入浴
入浴が快眠につながりやすくなることについてふれましたが、逆に言うと、一番目が覚めて欲しい時間帯である朝に入浴するのは逆効果だということです。じっくり温まった体が冷えるタイミングで眠気が起こりやすくなるので、シャキッと目を覚ましたいなら、朝こそ熱めのシャワーで済ませて、夜寝る前にゆっくりとお風呂に浸かるようにしましょう。
飲酒後の入浴
飲酒後の入浴はとても危険な行為です。体に負担をかけることになるので避けましょう。入浴時の温熱効果で血液の循環が良くなると、さらにアルコールが回ってしまい、脳貧血を起こす可能性もあります。少なくともお風呂は、飲酒後2時間以上は空けてから、入浴するようにしましょう。
スマホ見ながらの入浴
入浴時にスマホを見ながら本を読んだりやチャットをしたりする方もいるのではないでしょうか。たしかにリラックスできると思いますが、スマホの画面から発せられるブルーライトによって交感神経の働きが高まると、自立神経が乱れやすくなります。
そのため、寝付けが悪くなるなどの睡眠への影響を与えるきっかけにもなります。
おわりに




お風呂に浸かることによる恩恵をいくつか知れたのではないでしょうか。
シャワーでササッと済ませる方も多いと思いますが、受けられる恩恵を比較すると、シャワーよりも圧倒的にお風呂に浸かることで受けられるものは多いんです。
このページにきた読者さんの中にも、あまりお風呂に浸かってないなという方もいるかもしれませんが、この機会に是非ゆっくりとお風呂に浸かってみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでも読者さんの役に立てば幸いです(^^)